電気管理技術者のススメ② 電気管理技術者のデメリットについて

電気管理技術者

こんにちは、デンカンです。

今回は、私が電気管理技術者に関する、他の仕事と比較してデメリットだと思う点を書いていきたいと思います。

もし、「電気管理技術者を目指したい」と思っている方がいたら、目指す前の参考として見ていただければ幸いです。

電気管理技術者のデメリット① 電気管理技術者になれるまでに必要な期間が長い

別の投稿でも記載しましたが、電気管理技術者になるためには「電気管理技術者の資格」と「実務経験年数」が必要です。

電気主任技術者の資格を取得するために早い人でも1年~2年、実務経験年数は最低でも1年、通常は3年~4年必要となります。

私が実際にかかった年数は、資格取得まで2年、実務経験が約6年かかりました。

(私が実務経験を貯めている期間中に実務経験年数の緩和措置が入りました)

電気管理技術者を今から目指す方は、現在の制度でも5年程度は覚悟した方がよいと思います。

電気管理技術者のデメリット② 収入の上振れが無い

メリットとして、タイパ(時給)が良いと説明しましたが、デメリットとして「凄く稼ぎたい」という人には向いていません。

理由として、電気管理技術者の制度があります。

電気管理技術者はお客様と点検の契約を行いますが、電気設備の大きさによって点数(換算係数)があり、所定の点数までしか点検の契約を行うことができません。

そのため、どれだけギリギリの点数まで契約しても収入の限度が発生してしまいます。

もちろん、他の電気管理技術者の点検に応援など、それ以外に収入を発生させる方法がありますが、不定期な収入になります。

電気管理技術者のデメリット③ 顧客を獲得するまでが大変

一番の問題がここにあると思います。

いざ電気管理技術者といて活動できるようになっても、点検の契約をしてもらえるお客様がいなければ収入は得られません。

顧客の開拓をするにも、営業をする相手にはほぼ100%今の点検契約者がいます。(電気設備を使うなら電気管理技術者などが必要のため)

そのため必ずと言っていいほど、営業活動 = 顧客の奪い合い となってしまいます。

したがって、顧客0から一人で契約を進めるにはかなり無謀です。

どうするのかというと、電気管理技術者が集まった「技術者協会」に加入する方がほとんどです。

電気管理技術者になった時、技術者協会にいる別の電気管理技術者から顧客を譲り受けたり、引退する人から顧客を譲り受けたりすることができます。

また、営業活動も技術者協会の名前が使えるので、個人より営業活動が行いやすくなります。

営業活動はちょっと・・という方は営業活動不要の技術者協会もあります。

昨今の人手不足は電気管理技術者にも起こっており、昔ほど顧客の奪い合いは発生していないと思います。(顧客を獲得するには基本的に値下げしかないので)

逆に人手不足のため解約してもらってもいいという位に大幅な値上げをすることもあるようです。

ですので、自分の顧客を獲得できるまでは大変ですが、そのあとは安定すると思います。

電気管理技術者のデメリット④ 必要な機器に費用がかかる

電気管理技術者として業務をする前に、機材を用意しなければなりません。

最低でも以下の機器が必要になります。

  • 告示機材:10万円~20万円程度
  • 継電器試験機:100万円程度

継電器試験機は技術者協会によって借りたりすることも可能ですが、告示機材は必ず始める前に用意する必要があります。

また、継電器試験機やその他に業務でよく使う機器は自前で用意しておかないと困ることも多いです。

開業資金は余裕を持って準備する必要があります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

デメリットを見ていただいた通り、万人におススメできるような仕事ではありません。

私はメリットの方があると思っているので電気管理技術者を目指しました。

(そもそもこの仕事しかしていないというのも大いにありますが・・)

皆さんのお仕事に関する一助になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました