電気管理技術者で買うと便利な物②

こんにちはデンカンです。

今回は電気管理技術者になる際に必須機器があります(告示機材)が、それ以外で私が実際に使ってみて便利だと思った物を中心に紹介したいと思います。

必須機器(告示機材)について

平成15年経済産業省告示第249号(「電気事業法施行規則第五十二条の二第一号ロの要件等に関する告示」)で定められた、電気管理技術者が保有すべき機械器具類を指します。

告示第249号で定められている主な機器類は、以下の通りです。

  • 絶縁抵抗計
  • 電流計
  • 電圧計
  • 低圧検電器
  • 高圧検電器
  • 接地抵抗計
  • 継電器試験装置
  • 絶縁耐圧試験装置
  • 発電所を受託する場合には、騒音計、振動計、回転計

なお、団体・協会募集要項等では、「継電器試験装置・絶縁耐力試験装置、騒音計、振動計、回転計」は貸与可能なケースもあります。

どの団体に所属するにしても、上の6個(絶縁抵抗計、電流計、電圧計、低圧検電器、高圧検電器、接地抵抗計)が必要になります。

これらの機器で具体的に何を購入した方が良いかについては、別の投稿をしておりますのでよかったらそちらもご覧ください。

便利な物② 短絡接地器具

2つ目に紹介するものは短絡接地器具です。

短絡接地器具は停電作業時に使用し、作業中に誤って誤送電が発生したときに短絡接地器具を用いて意図的に事故を発生させ、配電所を止めることで作業者の安全を守るものです。

労働安全衛生規則には、第339条に短絡接地器具の使用に関する規定があります。

労働安全衛生規則 第二編 第五章 電気による危険の防止
 第三節 停電作業
  第三百三十九条
事業者は、電路を開路して、当該電路又はその支持物の敷設、点検、修理、塗装等の電気工事の作業を行なうときは、当該電路を開路した後に、当該電路について、次に定める措置を講じなければならない。当該電路に近接する電路若しくはその支持物の敷設、点検、修理、塗装等の電気工事の作業又は当該電路に近接する工作物(電路の支持物を除く。以下この章において同じ。)の建設、解体、点検、修理、塗装等の作業を行なう場合も同様とする。

三 開路した電路が高圧又は特別高圧であつたものについては、検電器具により停電を確認し、かつ、誤通電、他の電路との混触又は他の電路からの誘導による感電の危険を防止するため、短絡接地器具を用いて確実に短絡接地すること。

個人事業主として活動する場合には労働安全衛生規則の適用範囲外ではありますが、作業の安全性を確保するためには短絡接地器具を用いてほしいと思います。

ですが、短絡接地器具は作業者の安全を守ると同時に「意図的に事故を引き起こす機器」であるため、「短絡接地器具を外し忘れたときのリスク」を十分に対策をして使用していただきたいです。

おススメの機器

短絡接地器具のおススメの機器について記載しますが、今から挙げる機器が選択肢のほぼすべてになります。

ムサシインテック:【SE-1】【SE-2】

ムサシインテックのホームページへようこそ!
電気計測器 ムサシインテック TEL:0422-55-7702 /リレー/継電器/試験器/抵抗計/信号発生器/校正器/遠隔監視システム/環境測定器/温度計/絶縁耐圧計/漏れ電流計/電流センサ/電力計/クランプ電力計/DMM/テスタ/絶縁抵抗...

長谷川電機工業:【H型 キュービクル万能用】【HA型EGキャッチ キュービクル万能用】

        【HA-S型EGキャッチ キュービクル万能用】

製品ーアースフック | 長谷川電機工業株式会社 - HASEGAWA ELECTRIC CO., LTD.
長谷川電機工業のアースフックの製品情報をご案内するページです。

【SE-1】と【H型 キュービクル万能用】は安価、【SE-2】と【HA型EGキャッチ キュービクル万能用】と【HA-S型EGキャッチ キュービクル万能用】は高価だが使い勝手が良い商品になります。

どの機器も短絡接地器具としての性能に差はありません。

短絡接地器具は通常、高圧用ゴム手袋を装着して行いますが、短絡接地用のクリップは大きくて且つ硬く、高圧用ゴム手袋を装着しながらの作業は想像以上に大変です。

また、短絡接地器具の取り付け箇所は少し高所になることや、奥まった場所につけることもあり、取り付けしづらくなることが多いです。

したがって、金銭面に余裕のある人や、上記のような苦労を軽減したい人は高価な方を、それ以外の人は安価の方を購入をおススメします。(※価格差は倍くらいあります)

ちなみに私は安価な方です。(長谷川電気:H型 キュービクル万能用)

まとめ

いかがだったでしょうか。

皆様の参考になれば幸いです。

短絡接地器具の取り外し忘れによる事故は定期的に発生しています。

そのため、「事故が起こらないように付けない」という考えの方も一定数いらっしゃいます。

ですが人命が一番大事ですので、必要な時に必要な機能が果たせるように短絡接地器具を使用すること、使用した際のリスクに対する対策を適切に講じることを忘れないでいただけますと幸いです。

次回は短絡接地器具と一緒に使用する高圧用ゴム手袋について説明します。

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